2012年01月18日

H3C

ちょっと古いですが、「WEB+DB PRESS 63号」でpixivに関する記事があり、pixivではH3CのL3スイッチを導入していると書かれていました。それでH3Cの名前を覚えていましたが、昨日たまたまアメブロもH3Cを導入しているという記事を見つけたので、H3Cについてちょっと調べてみました。
H3C HOME
H3C (wikipedia)


H3Cは、3COMと中国の合併会社ということです。また、知らなかったのですが、親会社の3COMは、2010年4月にヒューレット・パッカードに買収されていました。
3COM (wikipedia)

古い記事ですが、アメブロがH3Cを採用しているという記事です。
サイバーエージェントが新設DCでH3C製品を採用 アメブロのスイッチはシスコではありません、H3C採用事例(@IT 2008/03/19)

この記事で気になったのが、不具合がほとんどなかったと書かれていることです。
2007年6月に新設したデータセンターではレイヤ2スイッチ製品を中心に約200台のH3C製スイッチを導入。初期不良0台、約半年の運用で故障0台と「不具合がほとんどなかったのには驚いた」


そこで調べてみると品質に関連した別記事をみつけました。
「工場見学で故障率ゼロの理由を実感」、アメブロがH3Cスイッチを採用した理由  (クラウド Watch 2008/03/24)

この中では以下のように書かれています。
「今だからいえるが、これが低賃金で実現した結果のパフォーマンスや低価格であれば採用を断念したかもしれない。しかし、同社では相場の4倍近い賃金のもとで実現しているし、従業員の仕事に対する意気込みを強く感じた」とコメント。その中でも特に、一定品質を確保した製品のみ日本に投入する姿勢に、一層確信を持ったとした。



また、この記事では、製造は中国の杭州工場で行っていると書かれていますが、中国で製造となると、バックドアとかセキュリティについて気になってしまいます。というのも、インドでは中国製の通信機器を疑っているというような話もあるので。
インド政府、中国製通信機器に対しスパイ疑惑をかける (slashdot)

その他、CISCOの偽物がアメリカ政府機関でたくさん見つかったという話もあるようです。
米政府機関でシスコ製品の偽物が多数発見、FBIが捜査 (slashdot)

ついでにアメリカ軍で見つかったニセチップの話も追加しておきます。
米軍をおびやかす中国製ニセモノ部品の実態 (slashdot)

ただ、全ての製品にバックドアとか仕掛けると、もう見つかっていてもおかしくないので、可能性は非常に低いと思います。あるとしたら政府関係等へ納品があるときのみ、何か仕掛けた製品を少しまぜて出荷するとか。。


H3Cのことを誤解する人がでてくるかもしれないので、念のために追記

H3Cの製品はヒューレット・パッカードで販売していますし、DELLなど他の多くの会社も中国で製品を製造して日本に輸出しているところがあるので、通常は心配する必要はありません。ただし、100%中国資本の会社の中にはネットで調べると、あやしい噂があるところもあります。

参考
 H3Cの基幹スイッチで製品ラインを補完、日本HPがネットワーク製品展開を説明 (2011年2月10日)
従来、同社のネットワーク機器は、他社製品のOEM供給を除けば、ミッドレンジのエッジ・スイッチ機器「ProCurve」に限られた。これに対し、2010年に米HPが米3Comを買収したことで、米3Comの子会社である中国のH3C Technologiesが抱える基幹スイッチ機器が製品ラインに加わった。

 市場調査会社である米Dell'Oro Groupによると、L2/L3スイッチ市場のシェア(2010年1月〜3月期、ポート・ベース)は、2位の米3Com(10.1%)と3位の米HP(9.9%)を合わせて20.0%。なお、1位は米Cisco Systems(48.4%)。
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