2010年09月09日

Windows7ではSNPを無効にする

ITProの記事に「[Windows 7編]ネットワーク設定を標準で使ってはいけない」という記事がありました。内容は、Windows7のネットワーク設定を標準で使うと、ネットワーク処理で問題が起こる可能性があり、問題を起こす原因がSNP(Scalable Networking Pack)ということです。

SNPは以下の三つの機能からなるそうです。
(1)TCP Chimney Offload
(2)Receive Side Scaling(RSS)
(3)Network Direct Memory Access(NetDMA)

NICの仕様でTCP Chimney Offload対応のものとか見たことがありますが、(3)NetDMAは今回初めて見ました。
(2)RSSはマルチコアCPUでネットワーク処理を分散するためのようです。

ネットでSNPを検索するとMicrosoftの以下のサイトが見つかりました。
WS03 Scalable Networking Pack についてよく寄せられる質問

ここで興味を引いたのが、以下の質問です。
・ Q. NetDMA とは何ですか。
この回答は「Intel I/O Acceleration Technology (Intel I/OAT) などの高度な直接 メモリ アクセス テクノロジのサポートを可能にします。」と書かれています。

さらに、別の質問にはIntel I/OATについての質問と回答があり、Xeonタイプ向けの機能のように書かれています。
・Q. Intel I/O Acceleration Technology とは何ですか。
・A. Intel® I/O Acceleration Technology (Intel® I/OAT) は、Intel® Xeon® プロセッサベースのサーバーを通してネットワークデータをより効率的に移動させ、高速かつスケーラブルな信頼性の高いネットワークを実現します。Intel I/OAT は、複数のイーサネットポートにシームレスに拡張するネットワーク高速化機能を提供します。


IntelのサイトのIntel® I/O Acceleration Technology には、仮想化支援のIntel-VT向けの機能のように書かれています。
Intel I/O Acceleration Technology (I/OAT)はIntel-VTの機能の一つでした。
Intel® I/O Acceleration Technology (Intel® I/OAT), a component of Intel® Virtualization Technology for Connectivity, improves data flow across the platform to enhance system performance.

Intel−VT対応のCPU、Intel I/OAT対応のネットワークカードの環境でなければ、NetDMAは無効にしておくのが無難のようです。

参考 Vistaで確認するとNetDMAはありませんでした。
C:\Users\username>netsh
netsh>int tcp show global
アクティブ状態を照会しています...

TCP グローバル パラメータ
----------------------------------------------
Receive-Side Scaling 状態 : enabled
Chimney オフロード状態 : disabled
ウィンドウ自動チューニング レベルの受信: highlyrestricted
アドオン混雑制御プロバイダ : none
ECN 機能 : disabled
RFC 1323 タイムスタンプ : disabled
** 上記の autotuninglevel の 設定は、任意のローカル/ポリシー構成を上書きする
Windows スケーリング ヒューリスティックの結果です。
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